2009年08月01日

霧舎巧著「霧舎巧 傑作短編集」

霧舎巧 傑作短編集 (講談社ノベルス)

霧舎巧 傑作短編集 (講談社ノベルス)

  • 作者: 霧舎 巧
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/04/06
  • メディア: 新書

ストーリー 『手首を持ち歩く男』

名探偵の後藤悟は電車内のビュッフェで隣り合った客から自分は命を狙われていると打ち明けられる。一方、電車内には、男の命を狙う新聞紙にくるんだ『手首』を持ち歩く男が……

『紫陽花物語』

ベビーシッターのアルバイトをすることになった由井広美は、後藤悟のマンションを訪れる際に神隠しや、かつてこの辺りにあったアジサイ屋敷の悲しい噂を聞く。その彼女を向かいのマンションの一室から見つめる着物姿の老婆……徐々に消えていくアジサイの花と連日にわたって撮影された向かいのマンションの写真が示す事件とは……

『動物園の密室』

御手洗と石岡の二人が動物園を訪れていた。二人はいきなり、迷子の子供二人と遭遇し、事務室へ向うのだが、そんな二人の後を追うかのように刑事が、飼料庫で飼育員とカンガルーの子供が死んでいるのを発見したことを伝える。しかし、飼料庫は完全な密室だった……

『まだらの紐、再び』

警視が部下の二人の警部に内密に探らせていた押収した覚醒剤の横流しの調査、しかし、二人が持ってきた答えは互いに相手が犯人だと指摘するものだった。そんな中、とあるアパートの一室で女性が殺されているのが発見されるのだが、凶器に使われたと思われるのは警視の家に飼われているのと同じ種の毒蛇だった。たまたまアパートを訪れていた後藤悟は事件の解決に乗り出すのだが……

『月の光の輝く夜に』 ー月子と出会ったのは満月の晩の公園だったーあかずの扉研究会の大前田丈(ジョウ)の初恋と失恋を描く 『クリスマスの約束』

時はクリスマス、僕(二本松)は由井広美との約束も党になかったので、大前田さんと部室でとクリスマスパーティーを行おうと、ケーキをかって部室に向っていた、その部室で僕が思い出した真実とは……

   

本来なら、「あかずの扉」シリーズか「霧舎学園」シリーズのどちらから、書くべきなのかも知れませんが、あえてこの傑作短編集からになってしまいました。

(長編はまだ何とかなるのですが、短編集では時々時間が経ってしまうと内容を忘れてしまうことがありますので……) 面白かったのはやはり『まだらの紐、再び』と最後の『クリスマスの約束』がすばらしかったです。 「沼毒蛇事件」ってこんなだったのか……こういう長編で名前が出てきたものが、書かれるのは好きです。 最後の「クリスマスの約束」はまさにこの短編だったからこそとは言え、まさか「キリシャ」ってこの事かい
霧舎巧傑作短編集 (講談社文庫)

霧舎巧傑作短編集 (講談社文庫)

  • 作者: 霧舎 巧
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/13
  • メディア: 単行本

霧舎巧の作品
ドッペルゲンガー宮
霧舎巧傑作短編集
posted by P at 03:02| Comment(2) | TrackBack(1) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
Posted by 藍色 at 2009年10月29日 18:23
ありがとうございます
早速トラックバックさせていただきました。
何冊か同じ本も読んでいるようですので今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by P at 2009年10月30日 01:26
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